Durationってなに?わけわからん
今回はServicesの商品登録画面にでてくるDurationについて解説します。
Durationの設定部分はややこしいので、わかりづらいと感じる方も多いでしょう。
今回は基本的な使い方から、オプション的な使い方まで解説します。Durationの仕組みを把握することで、さまざまな商品やサービスに活用できるようになりますので、ぜひ活用してくだい!
Durationとは
Durationとは間隔や期間を表す単語で、商品の貸出期間やサービスの所要時間をイメージしてください。
商品ごとに貸出日数が決まっていたり、指定された範囲の中でユーザーが期間を決められるようにするなど、Durationを使いこなすことで、さまざまな設定が可能となります。
Durationでできること
商品の貸出期間やサービスの所要時間を設定することができます。
具体的には、下記のようなイメージです。
- スクールの1コマの時間設定
- 機材の貸出時間および日数の設定
- サービス提供に必要な時間間隔の設定(ネイルサロンの場合、ひとりあたり2時間の予約枠にするなど)
Durationの設定方法
それでは具体的に設定方法を解説します。
具体例として以下の3パターンを解説します。
- 料金固定の場合
- 料金変動パターン1(あらかじめ期間と料金が決まっている場合)
- 料金変動パターン2(ユーザーが期間を指定し、日数におうじて料金が加算される場合)
料金固定の場合
ここでは、貸出期間と料金が固定されている場合の設定方法を解説します。
日単位の設定方法
設定はいたってシンプル。BasisはProductを選択、Durationは任意の日数を入力し、単位をDaysにします。
下記の画像の場合は、貸出期間が1日という意味になります。たとえばDurationを3にすると、3日間の期間固定となります。
今回の場合は貸出期間は1日に固定され、料金は商品登録で指定した金額が反映されます。
このような設定をおこなう場合は、商品登録時に日数に応じた料金を設定してください。

時間単位・分単位の設定方法
時間単位の設定も日単位同様シンプルです。BasisはProductを選択、Durationは任意の時間数を入力し、単位をHoursにします。
下記の画像の場合は、貸出期間が1時間という意味になります。単位はMinutes(分単位)も選べますので、用途に応じて活用してください。

料金変動パターン1(あらかじめ期間と料金が決まっている場合)
つぎに貸出期間に応じて料金変動がある場合について解説します。
あらかじめ貸出期間が、
・3日間
・7日間
・14日間
など固定でパターンが決まっている場合について解説します。
この場合は、あらかじめ商品登録画面で、バリエーションに貸出期間とそれぞの料金を登録しておきます。

そのうえでDurationを設定します。
BasisでVariantを選択すると、Option欄で商品登録のバリエーションで登録した貸出期間が選択できるようになります。
あとはぞれぞれのDurationに対応した日数を入力すれば完了です。
・3日間
・7日間
・14日間

料金変動パターン2(ユーザーが期間を指定し、日数におうじて料金が加算される場合)
ここでは貸出期間が、1〜14日間の間でユーザーが希望の日数を指定でき、日数におうじて料金が加算される設定を解説します。
この場合は、Durationのほかにもいくつか設定が必要になるので注意してください。
まずはDurationの設定です。BasisはProductを選択、Durationは1、単位はDaysにチェックを入れ、All day?にもチェックをいれます。
All day?にチェックをいれることで日数を範囲指定できるようになります。

つぎにDate Rangeの設定をおこないます。Date Rangeは日数指定できる範囲を設定します。
以下の画像では、最小1日から最大14日の間で、ユーザーが任意の日数を指定できるようになります。

ここまでの設定で、1〜14日の間でユーザーが期間を指定して予約できるようになりました。
ただこのままでは商品登録に設定した金額のままになってしまいます。
日数におうじて料金を自動加算するためにもうひとつ設定が必要です。
最後の設定は、Settings内のOrder processingにておこないます。

うえにあるDate range updates quantity?をYesに変更することで、日数におうじて計算されるようにます。

注意点
日単位の料金加算はできますが、時間単位での加算はできません。
時間単位の商品やサービスの場合は、料金変動パターン1(あらかじめ期間と料金が決まっている場合)のように、あらかじめ期間と料金のパターンを決めて運用することをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
最初はややこしく感じるかもしれませんが、慣れればさまざまなパターンに対応できますので、ぜひいろいろと試してみてください。
あまり複雑に設定してしまうと管理が煩雑になってしまうので、解説した3パターンくらいに絞って料金設計をすることをおすすめします。
ここで設定したServicesは、Widgetsに紐づけることではじめて商品ページに反映されます。
Widgetsの設定に関してはこちらで解説しているので、よかったらあわせて読んでみてください!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメント